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2017.12.8 Update !!
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名器グァルネリ・デル・ジェスで聴く、哀愁ブラームスの夕べ
第17回 吉田恭子ヴァイオリンリサイタル
2018年3月2日(金) 19:00開演 東京・紀尾井ホール
ピアノ:白石光隆

ベートーベン:ヴァイオリンソナタ第2番
ブラームス:ヴァイオリンソナタ第2番
ヒナステラ:パンペアーナ第1番
ショーソン:詩曲
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番


2017年12月5日(火)10時よりチケット発売開始!
S席5,000円 A席4,000円
B席3,000円 学生2,500円
イープラス http://eplus.jp
※イープラス先行発売 2017年11月18日(土)〜
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
紀尾井ホールウェブチケット www.kioi-hall.or.jp
ムジカキアラ 03-6431-8186

問合せ:ムジカキアラ 03-6431-8166(平日10〜18時)

【2018年2月3日(土)名古屋公演も決定しました!】
名古屋公演の詳細  チラシはこちら

日本の音楽界で活動しているヴァイオリニストには様々なタイプの奏者がいる。アイドル的な人気で売れっ子になっている人もいれば、お仕事として何でも引き受けて忙しくしている人も多い。その中にあって、吉田恭子さんはしっかりとした考えをもって自身の道を歩んでいる人と言えよう。スター的な素質を持ちながらも決して華々しいスター街道を目ざすことなく、音楽に真摯に向かい合いつつ腰の据わった活動を行なっている。
何より彼女の活動に感じるのは、社会の中で音楽が成し得る役割を真剣に考えていることだ。その端的な例が、彼女が長年続けている「ふれあいコンサート〜吉田恭子と仲間たち」である。これは、全国各地の地域のホール、学校、障害者のために地元の人たちと作り上げるコンサートで、音楽の魅力を広く一般の人々に伝えつつ地域の活性化を図るという企画だという。決して芸術家気取りで聴衆に対して上から音楽を聴かせようとするのではなく、普通の人々の目線に立って音楽をとおして語りかけ、音楽のすばらしさを共有していこうという吉田さんの謙虚な姿勢がそこに現われている。彼女自身かつて音楽雑誌『モーストリークラシック』の連載の中でこのコンサートシリーズに触れて、「地域の方々とふれあい、身をもって体験し、教えられることには素晴しい発見が多くあります。度々音楽の持つ力を目の当たりにすることで、偉大な芸術家の残した音楽には、人の心を救う底知れない力があると、強く感じるようになりました」と記しているが、この言葉に吉田さんの音楽観、音楽家としての姿勢が如実に示されていよう。このように日本の社会に寄り添い、底辺から音楽を広げている彼女のようなヴァイオリニストがいることは、心強いかぎりである。
今回の公演はリサイタルだが、当然そうした音楽に対する吉田さんの考え方や姿勢は、その演奏からにじみ出てくるに違いない。前半のベートーヴェンのソナタ第2番とブラームスのソナタ第2番は、ともにそれぞれの作曲家のソナタの中でもとりわけ暖かさを感じさせる曲だけに、作品への彼女の愛情が音を通じて伝わって来るだろう。後半も、南米色豊かなヒナステラ作品とハンガリーのジプシー音楽に基づくリスト作品の間に、フランスの濃やかな色彩に富むショーソンの「詩曲」を挟むというヴァラエティに富んだプログラムをとおして、音楽のすばらしさを聴衆と分かち合うような演奏を聴かせてくれることと思う。
音楽評論家 寺西基之


9作目ニューアルバム
『Romanza -ロマンツァ-』
日本を代表する名ヴァイオリニスト吉田恭子の第9作目ニューアルバム。グァルネリ・デル・ジェスの芳醇な響きが奏でるロマン溢れる小品の数々。これまで様々なコンセプトに基づいた作品をリリースしてきた彼女が、今作では少し趣向を替え、敬愛する往年の名手たちの編曲を再現し、それを継承するということに主眼を置いた作品。巨匠達の息遣いが感じられるよう。これらを慈しむかのような演奏からも深い愛情と類い稀なる香気が立ち上る。

3月23日(水)発売
NYCC-27299
税込2,700円

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